地上最強の商人
要約
<一巻 私は良い習慣を作り、自らその奴隷となる>
・今すぐ出発する
・それぞれの巻物は三十日間かけて読み続ける。
朝起きたらまず黙読。
昼食後にふたたび黙読する。
就寝前に音読。
次の巻物も同様に三十日。
すべての巻物と共に生活し、巻物を読むことを自分の生活の一部、習慣とする。
・巻物に書かれている目的達成のための力、を
自分の深層心理に染み込ませる
<二巻 今日この日を、私は心からの愛を持って迎える>
・敵をたたえ、友とする。
友を力づけ、兄弟となる。
・すべての人を愛する。
愛の力を持って、不信と憎しみの壁を崩しさり、丈夫な橋をかける。
・何にもまして、自分自身を愛する
私自身を知り尽くすべく努める。
肉体の欲求に、そのまま溺れるのではなく清潔さと適正さをもって応える
・人類を愛し、世界が暖かい友情でつつまれることを望む。
<三巻 私は成功するまで頑張り続ける>
・自らをライオンとみなし、羊と同じ行動や言葉を拒否する
・常に一歩を踏み出す。踏み出し続ける。
・敗北については考慮さえしない。
・大数の法則を思い出す
・毎日を勝利をもって終る。
そのためにもうひと頑張りし、その日の経験から学ぶ。
<四巻 私は宇宙最大の奇跡である。>
・他人との違いという利点は、最大限に運用されるべき私の財産である
・私には目的があってこの世に存在しているのだと確信し
その目的のためにありとあらゆる努力を惜しまない
・この瞬間のみに生きる
<五巻 私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる>
・過去は過去として、永遠に葬らしめよ
・明日も機能と共に葬られているべきもの。
・今日のこの日が私にとって全て。
・時間を無駄にしない。機会を逃さない。
・家族をいとおしむ。
・今日を人生最良の日とする
<六巻 今日、私は、自分の感情の主人になる>
・自分の成長に必要な天候をつくる
・お客のもとにも、喜び、熱意、明るさ、笑いなどを運ぶ。
・自己満足に陥ることを拒絶する
<七巻 私は、世間を見て笑う>
・よく笑うという習慣を持つ
・まず自分を笑う。自分のことについて深刻にならない。
・つらいことがあっても「これはいずれは、過ぎゆくものだ」と唱える
何者にも囚われてはならない 一つのことを思い煩い続けない
・全てを適切な状態に保つ
・自責の念や悔しさに価値はない。笑いと喜びが利益になる。
<八巻 今日、私は、自分の価値を百倍にする>
・私には選択の自由がある
・人生の目的を明確にする 目標を明確に設定する 細かく目標設定を行う
・目標が高すぎるからといって、恐れない
・私の競争相手は、私自身である
・1つの目標が達成されたら、私はさらに新しい目標へ向かう。それを繰り返す
<九巻 私は、今、ただちに行動する>
・行動への恐怖を克服する。その秘訣は考える暇なくただちに行動することのみ
・失敗者が恐れて行動できないポイントで行動できることが私を偉大にする
<十巻 私は、導きを求めて祈る>
・自然の偉大なる神秘を認めるのに、宗教心は必要ない
・地上を歩くあらゆる生物は、人間も含め、助けを求めて叫ぶという本能を有する
この世には、叫びを聞き、それい応じる、ある偉大な力が存在する
そうでなければ、我々に助けを求めて叫ぶという本能が与えられているはずがない
・私の祈りは、導きを求めての祈りである。
この祈りだけが、必ず答えが返ってくる。
導きは、ある時は示され、またある時は示されないかもしれない。
しかし、その両方が答えなのである。